斉藤瞳&大谷雅恵/大阪フラミンゴ・ジ・アルーシャ

 昨日は斉藤瞳さんと大谷雅恵さんのライブ2日目、大阪に行ってきました。早朝の新幹線での移動はなかなかこたえますが、最終日でもありますから頑張るのみです。

 で、メインとバンドの一体感も増した感じで、前日の六本木よりもかなり熟れたパフォーマンスになったと思いました。そういった点ではぜんぜん問題なかったのですが、昨日の1部では、会場の反応がとてもおとなしく感じられて、ボーカルの二人にはどうもペースがつかみにくかった様子でした。

 ただこれは、最初から煽ったり煽られたりのムードを期待しすぎたためで、"Rock"ということをお客さんに強要するような部分もあり、かえって空回りしてしまう流れにハマってしまったのかもしれません。
 実際には彼女達の心配をよそに、お客さん達はかなり楽しんでいて、せっかく着席で観れる会場だからこそ、じっくり聞きたい、という気持ちだったとのこと。それが、ファンの皆さんの声として彼女達に伝わったことで、2部では自信を持ってステージにのぞむことが出来たのでした。
 そのせいだけでなく、この"Rocking Party"のラストステージということもあり、2部は大いに盛り上がりました。体力的には全員きつい状態ではありましたが、気持ちの方が勝ってましたね。

 ということで、一応セットメニューを。
m1.フレンズ m2.Blue Velvet〜m3.ああ無情〜m4.rose m5.モンスター m6.Nostalgia m7.19 GROWING UP〜m8.今すぐKiss Me〜m9.OH YEAH! m10.LEATHER m11.さあ、早速盛り上げて行こか〜!!

 リハーサルの1週間前にメニューをもらった時には、「こりゃ、どうすんの?」と驚いてしまいました。何しろバンド3人で、アコギ、キーボード、パーカッションというハロプロ系の典型的なディナーショウ編成では、こんなハードなサウンドは無理。
 ただ、今回のメンバーはいろんな点で頭の柔らかい人材が揃っていたので、すぐに楽器をエレキ・ギターとドラムスに変更してもらい、目指すサウンドは「パンク風、ガレージ風で、B級のインチキ臭いガール・ロック・バンド」としました。

 すぐに意図を把握してくれたドラムのメザシさんこと三浦晃嗣さんは、スタンディングでのカクテル・ドラム・セットによるストレイ・キャッツ風のスタイルを提案してくれました。これは、まさに期待通り。
 そして、ギターのタマちゃんこと玉川雄一くんは、どちらかと言えば本来の彼の良さを引き出せるエレキ・ギターで、今回のサウンドの象徴的な部分を十二分に表現してくれました。
 とは言え、元々ベースがいない編成だけに、その部分は私がシンセ等でケアすることになり、あとはウィーリッツァー系のピアノとチープなオルガン系のみでトライしました。

 そんな感じで、我々三人の方は全員が方向性で一致していたので、リハが始まってすぐにサウンドがビシっときまりました。ただ、これをメインのお二人が面白がってくれるかどうかでしたが、斉藤さんも大谷さんもさすがに鍛えられており、最初から全く動じずにしっかり歌いこなしてくれたし、常に前向きにトライしてきてくれて実に楽しかったのでした。

 選曲は我々世代には懐かしいレベッカ(m1)、工藤静香(m2)、アン・ルイス(m3)と続き、相川七瀬(m6)も登場しましたが、個人的には比較的新しい曲である土屋アンナのm4や、ELLEGARDENのm5にすごく興味を覚えましたし、かなり刺激をもらいました。
 それと、これまた懐かしかったプリプリの2曲(m7,9)とリンドバーグのm8は文句なしで盛り上がって、改めて曲の良さを認識したのでした。

 でも、それ以上に面白かったのはメロンのオリジナルであるm10。これは元々カッコイイ仕上がりの曲ですし、生でやることでより緊張感が増す感じになったと思いました。
 そして、正直あまりにも乱暴でテンポの速いm11は彼女達の定番曲ですが、これなどはまさに「パンク&ガレージ風でB級な」ムードにピッタリだったのではないでしょうか。まぁ、このあたりになるとステージ側では夢中になってのめりこんでおりました。

 てなわけで、ステージの5人は、ともに最後までやり切った感があり、実に満足した一日になったのでした。ひとみん、まぁしぃとは本番後すぐにお別れでしたが、お互いに高揚した気分は一緒だったと思います。うーん、帰りの新幹線でのビールがうまかったよー。

 さて、来週はもう一人のメロン記念日である村田めぐみさんを同じメンバーでバックをつとめます。こちらはぜんぜん違う方向性になるでしょうね。果たしてどうなりますか、私も楽しみです。
[PR]
by harukko45 | 2009-11-02 17:04 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31