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MLBリーグ・チャンピオンシップ

 ナ・リーグのチャンピオンシップはフィラデルフィアの底力を見せつけられて、ドジャースは3敗目を喫した。昨日の黒田の炎上に続き、今日の第4戦最終回、クローザーのブロクストンが逆転サヨナラを食らっての敗戦はひじょうに辛い負け方。これで、王手をかけられてしまった。
 正直、現在のチーム状態からしてフィリーズの勝ち抜けの確率は高い。ただ、明日は試合がないのがちょっと救いかもしれないが、いずれにしろフィラデルフィアでもう1試合やらねばならないのだから、なかなか苦しい。
 何とかうまく切り替えて勝利し、ロサンゼルスへのチケットをまずはゲットしてほしい。

 一方のア・リーグは3戦目、2試合連続の延長戦となったが、ニューヨークでの内容は大熱戦というよりもエンゼルスの「らしくない」ミスが目立っての自滅という印象。その悪い流れのまま、今日の試合でも拙攻を繰り返してチャンスをつぶし、方やヤンキースはジーター、A・ロッド、デイモンの一発で効率のいい加点ぶりだった。
 が、6回裏、ここまでヤンキース・バッテリーにピシャリと抑えられていたアブレイユにチャンピオンシップでの初ヒットが生まれたことで、チーム全体に詰まっていたモヤモヤが吐き出されたか?それをゲレーロが2ラン・ホームランで一気に同点としたのだから、盛り上がらないわけがない。
 で、7回ケンドリックの3塁打を犠牲フライでついにリード、ようやく本来のエンゼルスの「いやらしい」感じが出てきたように思った。しかし、さすがヤンキース、ポサーダが1発で同点。ただ、打線がつながらず、シングル・ホームランだけの得点というのはこういう流れになると、逆にあまりいい感じには映らない。

 だが、エンゼルスもちゃんと流れを引き寄せたのか言えば、そうでもない。同点にされた8回裏、前打席でようやくヒットのアブレイユはここでも2塁打を打つも、中途半端なオーバーランでタッチアウト。誰もが「何やってんの!」と思ったにちがいないボーンヘッド。
 延長に入っての10回裏も、1アウト満塁の大チャンスをハンター、ゲレーロの3,4番が凡退で無得点(ここはさすがと唸るリベラの投球でした)。
 これではモメンタムはヤンキースに移ってもしかたながない状況。しかしながら、今日のソーシア監督はなかなか慎重で、例えば9回表2アウト、ランナーなしにもかかわらず、クローザーのフエンテスにA・ロッド敬遠を命じたり、その後は毎回投手を替えるなど、セコさと紙一重のなり振り構わなさが功を奏し、ヤンキース打線を沈黙させた。

 でもって11回裏にケンドリック、マシスの連打でサヨナラによる決着。

 エンゼルスにとっては劇的なラストで、ようやく初勝利。これで本来の力を見せ始めるかもしれない。一方のヤンキースもまだお尻に火がついているわけじゃないが、明日中3日でエース・サバシアを先発させるのが吉と出るか?もし、彼で負けるとかなり混沌としてくるかも。

 おー、そしてある程度予想はしていたけど、シアトル・ファンの私には悲しい知らせが舞い込んだ。城島選手がマリナーズを退団、日本球界への復帰をめざすとの事。彼自身の希望による決断だそうだが、現在のチーム編成では、彼の活躍の場は来季も多くないだろうことも事実。シアトル側が強く引き止めた様子もないから、いずれにしろジョーの退団は規定の事実だったように思う。

 城島にとってはその実力と期待に見合った活躍が出来なかったメジャー・リーグ4年間ではあったが。彼が今も日本最高の現役捕手であることに変わりはない。どの球団に行くのかはともかく、気分一新、是非とも素晴らしいプレイを見せてほしい。
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by harukko45 | 2009-10-20 14:52 | スポーツ | Comments(0)

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