鳩山内閣誕生、そしてイチロー

 今年9月は大きな事柄があった時として、記憶しておいていいでしょう。

 まずは先月30日の衆院選挙によって生まれた民主党を中心とする連立内閣が昨日発足。鳩山首相による新たな日本のスタートとなった。
 もちろん、大いに期待しているので、是非とも頑張ってほしいが、これまで50年以上も続いた自民党と官僚による政治がそう簡単に変化するとは思えない。早くも新閣僚からは威勢のいい発言が飛び出しており、その前向きさは歓迎するものの、現実的には今年いっぱいは混乱を最小限度にとどめる慎重な舵取りが必要だと思う。我々国民も、これまでの慣行から頭を切り替える見方が出来るように成長していく段階だろう。
 いみじくも、鳩山首相は昨日の会見でこれからの新政権を「未知との遭遇」と表したが、政治家、官僚のみならず、マスコミも我々一般庶民にとっても初めての経験、もちろん不安はつきものだが、そのリスクをとってでも「変化」を自ら求めたのだから、我々自身もしっかりと責任を持って国の政治のあり方に関わっていかなければならない。

 それにしても、第二次戦後60年、東西冷戦終結後20年たって、ようやく我が国で「国民主権」らしい出来事(選挙による政権交代)が初めて起こったことは素直に喜びたいし、これで真に成熟した民主主義国家の確立への第一歩を踏み出したことになったと思う。

 そして、14日(現地13日)は日本人最高のアスリートであるイチローが9年連続200本安打を達成し、またまたメジャー新記録を打ち立てた日。もうイチロー選手はあまりにも素晴らしいし、その取り組み、こだわり、言葉、そして出した結果全てが最高なので、何も言う事はないわけで、ただただ感動するのみ。

 昨日の深夜にNHK・BSがイチローの200本安打全打席を放送したが、改めてシーズン開始からの1本1本のヒットの積み重ねを確認するだけで感嘆するしかなかった。彼が日頃から口にする「一つ一つの積み重ねでしか、遠くには行けない」がまさにこれだった。4月5月の時点では200という数字はものすごく遠く感じる、が、打って走って守ってをコツコツとやり遂げることによって、9月についに目標を達成する瞬間に辿り着いた。
 約1時間の番組中、時々カットインされる盗塁やファインプレーのシーンもあるものの、ほとんど彼の打席を見続ける内容にもかかわらず、全く飽きる事なく、それどころかどんどん魅了されてテレビに釘付けになってしまった。「すべてのヒットが作品」であるとするイチローの打席は全てに意味があり、アートとして存在すると言ってもいい。

 
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by harukko45 | 2009-09-17 16:01 | 日々のあれこれ

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